熱中症に必要な栄養素

こんにちは。今回は東加古川院受付が担当させて頂きます。

8月も半ばになり、天候も不順で少し朝晩が涼しく感じるようになってきましたが、まだまだ晴れた日は30度を越える日も多く、特に子供と外にいると、すぐに顔を真っ赤にしているので心配することが多いです。

そもそも熱中症とは、高温多湿の環境下で、体内の水分や塩分のバランスが崩れてしまったり、体温調節が上手くできなくなってしまったことにより、体温の上昇やめまい、痙攣、頭痛などの症状を引き起こす病気のことです。

子供は大人に比べ、体温調節機能が十分に機能していないため、熱中症にかかりやすいそうです。新陳代謝も活発なため、汗をかく量も多いので、脱水症状にもなりやすいです。

子供だけでなく、高齢者も注意が必要です。もともと高齢者は体内の水分量が少ないため脱水症状になりやすく、体温調節機能が低下しているので体の中に熱がこもりやすい状態になっています。

暑い日は体温を下げようと大量に汗をかきます。汗をかくと、塩分と同時にカリウムも汗と一緒に排出されます。カリウムには筋肉の働きをよくする効果があり、熱中症の回復に効果的です。

カリウムを多く含む食材は、きゅうりやスイカ、ズッキーニ、バナナなどがあります。

積極的に取り入れたいですね。

あわせてとるのにオススメな栄養素は、ビタミンB1です。ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換するときに必要なビタミンです。不足すると疲れやすくなり食欲不振や手足のしびれが症状としてあらわれます。豚肉やレバー、豆類に多く含まれています。

普段なら控えるようにとよく言われる塩分ですが、汗をかいたときにナトリウムが一緒に排出されるため、塩分の摂取も重要となってきます。

熱中症の予防として水分補給は大切ですが、喉が渇く前に水分補給をすると効果的です。大量に汗をかいたときは水分だけでなく塩分も補給すると良いそうです。食事や飲み物で工夫して取り入れることが大切ですね。

そして毎日しっかり寝ることでも翌日の熱中症予防につながります。

いろいろな工夫をして暑い夏を元気に乗り切りたいですね(^^)

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