梅雨明けのお肌のケアについて
皆さんこんにちは
関西地方は例年よりかなり早い梅雨明けになり暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
高温多湿の日本の夏ですが、そういう時期に重要なお肌のケアについてお話ししたいと思います
肌トラブル①ベタつき・テカリ
高温多湿の夏は肌に悪影響なことがあります
雨の降る日が多ければ、当然、湿度も高い状態が続きます。美肌にとって理想の湿度は50~60%くらいと言われていますが、また雨の日はそれ以上です。
湿度が高いということは、肌から汗が蒸発しにくく、肌表面に留まりやすいということ。過剰に分泌された皮脂とともに肌をベタつかせ、テカらせ、メイクをくずしてしまうのです。とくに額や鼻といったTゾーンと呼ばれる部分は皮脂分泌が多く、この部分だけテカる人も少なくありません。
解決策としては、過剰な汗や皮脂を抑えるためのケアがおすすめ。とはいえ、スキンケアで汗にブレーキをかけるのは難しいので、皮脂ブロックに的をしぼりましょう。手軽にできて効果が高いのは、毛穴に詰まった皮脂の徹底的なお掃除。毛穴の中の皮脂を限りなくゼロの状態にしておけば、肌表面に出てくるまで時間をかせぐことができます。
肌トラブル②毛穴トラブル
毛穴の悩みといえば、開き、ポツポツ、黒ずみ、涙型のどれかではないでしょうか。皮脂分泌が過剰になれば大きく開き、毛穴の出口が小さくて皮脂が詰まると白くポツポツ目立ってしまいます。
さらに、皮脂が空気に触れて酸化すると黒っぽくなったり、メラニンや影によって黒ずみとして認識されることも。また、紫外線などの影響で肌がたるむと、毛穴が涙型になって気になる人もいるようです。
開き、ポツポツ、黒ずみは主に皮脂分泌が過剰な鼻などに多く見られ、これもまた毛穴の中の皮脂をできるだけ取り除くことが効果的。
肌トラブル③ニキビ
皮脂の分泌が多いから必ずニキビに発展するわけではありません。過剰な皮脂も肌表面にスムーズに排出されていれば安心。不要な古い角質が毛穴をふさぎ、毛穴の中の皮脂と混ざり合って詰まると、菌が繁殖しやすくなってニキビになるのです。
つまり、皮脂ケアに加え、不要な角質を取り去るケアが重要です。もちろん、ニキビがすでにできていて、刺激を感じるときは使用を避けてください。
ここで注意してほしいのは、ニキビ対策というと取り去るケアばかり必死になりがちですが、それ以上に水分補給も不可欠だと意識しておくこと。肌の水分が足りなければそれを補おうとして、さらに皮脂がたくさん出てしまうことがあるからです。
そして、化粧水で水分をたっぷりと補給したら、蒸し暑い梅雨でも乳液やクリームをお忘れなく。
肌トラブル④くすみ
真夏の前の梅雨には夏目前とは思えないほど急に寒くなる日も少なくありません。そんなときは、血管が収縮してしまうことに。血行が悪くなれば、肌の明るさや透明感が失われ、顔全体が暗くくすんで見えるのです。
顔の血流を促進するには、半身浴で全身を温めたり、蒸しタオルで肌をぬくぬくに整えることがおすすめ。また、ぜひ実践したいのがマッサージです。
肌トラブル⑤うっかり日焼け
梅雨があけたとは言え、それでもたまに雨や曇りの日が続くことがあり、その時にはUV対策がおろそかになったりしませんか。でも、油断は禁物。晴れていなくても紫外線は地上に降り注いでいて、薄い雲なら紫外線のなんと80%が通過してしまうのです。
にもかかわらず、陽射しを感じないからとUVケアをしないでいると、夏を迎える前のこの時期にくすみやシミが増える危険性大。日常生活ではSPF30、PA++くらいのUVケアを欠かさず使い、気になるようなら美白コスメも積極的に取り入れましょう。
これらは年間を通して勃発するものですが、とりわけ高温多湿の夏には悩みが深刻化してしまう人も。その原因と解決策を知っておくことで、今まで以上に効果的な対策を講じることができると思います。
最後に皮膚トラブルを防止するために・・・
○バランスの取れた食生活を心がけることが重要です。特にビタミンA、C、Eなどの栄養素を意識的に摂取しましょう。
○十分な睡眠を確保し、ストレスを管理することも肌の健康に寄与します。
○肌を清潔に保ち、保湿ケアを行うことが大切です。刺激物質やアレルギー物質を避けることも予防に役立ちます。
○適度な運動を行い、腸内環境を整えることで、栄養素の吸収率を高めることができます。
○紫外線対策を行い、日焼けを防ぐことも重要です。
これらのポイントを実践して厳しい夏を乗り越えて美肌を目指しませんか?