皆様こんにちは、今回は神戸院看護師が担当致します。
秋に旬を迎えるさつまいもの美容効果について取り上げてみました。
さつまいもの美容効果
1. 低GIの炭水化物である。
GIとは、Glycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標のことです。食品ごとにGI値が設けられており、GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにします。GI値が60以下の数値の食材を低GI食品とされています。
例えば同じイモ類でも、じゃがいもはGIが高く、血糖値を急激に上昇させるため太りやすいといわれていますが、さつまいもは低GI食品で、優秀な食材となってきます。
ここでポイントとなるのが、さつまいもの調理方法によってGI値が変わってくることです。特に焼き芋にすると高くなってくるため、茹でる調理法をおすすめします。
2. 腸内環境を整える食物繊維が豊富であること
食物繊維は人が持つ消化酵素では分解することができないため、体内に吸収はされません。食物繊維には2種類あり、水に溶けやすい水溶性食物繊維は小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑えます。一方、水に溶けにくい不溶性食物繊維は大腸を刺激し、排便をスムーズにすることで腸がきれいにしてくれます。
さつまいもは、不溶性食物繊維が豊富で、腸内環境が良くなれば、栄養素の吸収力がアップし、美肌&美髪効果が期待できます。
3. 美容成分ビタミンが豊富であること
特にさつまいもには果物と同様、ビタミンCがたっぷり含まれています。一般的に「ビタミンCは加熱することで栄養が壊れる」といわれていますが、イモ類に含まれるビタミンCはでんぷん質に守られているため、その心配は必要ありません。さつまいもには美容に良いビタミンがたっぷり入っています。
他にもさつまいもにしかない成分「ヤラピン」、
シミ予防効果や脂肪燃焼効果で話題の「クロロゲン酸」、
アンチエイジングに有効な「ポリフェノール」など、魅力的な成分も含まれています。
さつまいもをおいしく食べて、内側から美しくなりましょう。