快眠のお手伝い

こんにちは。今回は東加古川院受付が担当させて頂きます。

長雨が続きましたが、また残暑がぶり返しそうです。

じめじめした雨の間は空気がべったりと重く、寝苦しい毎日が続いていた人も多いのではないでしょうか。そしてまた明け気温が上がるにつれ、今度は熱帯夜に悩まされることになり、「なかなか寝つけない」「夜中に目が覚めてしまう」と感じられることはありませんか?

私は元々夜型で、夜ふかしをしてしまいやすく睡眠時間も短いのですが・・・、最近特に「眠いのになかなか寝つけない」、「以前よりスッキリ起きられない」、「寝ても疲れがとれない」など睡眠に関する悩みが増えてきたように感じます。

そこで、この時期に役立つ夏の睡眠ケアについて調べてみました。

人間は眠っている間に、心臓や腎臓などの臓器を日中の活動で受けた負担から修復し、

体温や糖代謝などホルモンバランスの調整をして回復します。そのため、十分な睡眠がとれないと抗体などの免疫システムが制限され、感染症にかかるリスクが増大してしまいます。睡眠は、飲んだり食べたりしたものをエネルギーに変換する消化器系や新陳代謝にも必要不可欠なので、寝不足は肥満の原因にもなると考えられます。

また、睡眠が不十分だと集中力や認知機能が低下してしまい、仕事の効率も落ちてしまいます。イライラしたり神経が過敏になったりと、健康な身体と精神を守るためにも質の良い睡眠は欠かせません。

眠れない理由としては、仕事や人間関係でのストレスなど人によって様々かと思いますが、快眠を邪魔するNG行動としてよくあげられるのは、「寝る前スマホ」です。

寝る前にスマホやテレビを見ると、画面から発せられるブルーライトが脳の松果体という部分を刺激し、睡眠ホルモンのひとつであるメラトニンの分泌を抑えます。これが体内時計を狂わせ、眼りたくても眠れない状態を作ってしまいます。

ただ、睡眠に悪影響だと分かっていても日頃の習慣を変えるのはなかなか難しかったり、ストレスを取り除くのも簡単なことではないと思ます。そこで、簡単な睡眠環境の改善からとり入れてみるのはいかがでしょうか。

<1>寝る前にお腹に手を当て、腹式呼吸をする

寝つきが悪い人は、次々と思考が止まらず覚醒してしまう傾向があります。そこで、意図的に思考を断ち切るために呼吸だけに集中する方法がおすすめです。仰向けになってお腹に手を当て、吸う時にお腹がふくらむ腹式呼吸をしてみましょう。この時大切なのは息を吐く時間を吸う時間の2倍にすることです。腹式呼吸を繰り返しながら自分の体がだんだん床に沈みこむように意識すると、副交感神経が優位に変わっていきます。

<2>毎朝必ず太陽の光を浴びる

夜ふかしをしてしまった場合でも、朝は頑張って早起きをして日光を浴びましょう。睡眠ホルモンの分泌を調整でき、体内時計がリセットされます。直接太陽の光を浴びなくてもリビングなどの明るい場所に行くだけでOKです。朝起きる時間を一定に保ち、生活リズムを崩さないようにすることが大切です。

<3>通気性の良い寝具を使い、体のつけ根を冷やす

暑い季節にエアコンをつけたまま寝ることに抵抗がある人は、肌触りが冷たくて湿気を逃がしてくれる通気性の良い寝具を活用しましょう。また、足元に扇風機を置くとやさしい風で全身をクールダウンできます。アイスノンなどで首や太もものつけ根、わきの下など血流の多い部分を冷やすのもおすすめです。

個人的には、香りでリラックスすることが好きなので、アロマスプレーをベッドリネンに吹きかけたり、オイルを香らせたりしています。

皆さんもぜひ、自分なりの快眠方法を見つけてみて下さいね。

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