ハンドケアで癒しを

こんにちは、今回は東加古川院看護師が担当致します。

 

今年も残すところあと2ヵ月を切りましたが、皆さまは慌ただしい日常の中で、身体と心がコチコチに固くなり、ほっと息を付くことさえ忘れてしまっていることはありませんか?

私のリラックスできるマイブームは、アロマオイルを使用して行うハンドケアです。

簡単で気持ちよいので、夜のリラックスタイムに自分や家族の為にハンドケアを楽しんでいます。

手をやさしくマッサージするだけで驚くほど心も体もスッキリします。

お気に入りのアロマオイルを使用すると、快い香りで、さらに心が丸くなりリラックスできます。

そして心を落ち着けてセルフハンドケアを行うことで、自分自身を大切にいたわっている充足感と同時に抜群のリフレッシュ効果も得られますよ。

いつも頑張ってくれている皆さまの大切な心と身体に、気軽に出来るハンドケア♪

お勧めです。

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人間の手には不思議な力があり、お互いに手を触れる事で心が伝わったり愛情や思いやりの気持ちを持つことが出来たり不安定になっていた気持ちが落ち着くことさえあります。

 

手と脳の関係は他の身体の部位と比べても比較にならないほどに密接な関係がある事が医学上でも証明されています。

また、皮脳同根と言われ、人が受精卵だったときに皮膚と脳はもともと同じところから生まれています。

表に出ている皮膚と、固い頭蓋骨で守られている脳。不思議ですが、密接な関係があるのです。

ストレスで肌荒れ・・・よくありますよね。

ハンドケアを行うことで、ストレス固くなった脳やこころの疲れを癒やし、お肌にも良い影響を与えることが出来ます。

 

~ハンドケアの効果~

☆毛細血管や毛細リンパ管を刺激し、血流がアップし体が温まる

☆脳の活性化を促す

☆副交感神経を刺激し、心が落ち着き元気になる

☆手と手が触れあうことにより、お互いがリラックスできる

☆コミュニケーションが深まる

☆触れることにより幸せホルモン「オキシトシン」が分泌される(オキシトシンが分泌されると安らぎの感情が強まり血圧の低下や心拍数の減少、ストレスの軽減緩和が認められています)

☆使用するオイルから心地よい香りで自立神経や体温ホルモンの調整に作用し心地良い影響を与る。肌の保湿や保護に効果的。

 

また、オイルを使用するハンドケアの時間が取れないときでも、ツボ押しならより手軽にできますよ。

東洋医学では、私たちの体には常に体調を正常に保つ治癒力があるといわれていて、そのエネルギーを「気」とよびます。

身体全体に存在するツボとツボを結んだところに「気」が循環しているとされています。

ツボを刺激することで気の流れを良くし、具合が悪い部分を活性化させると言われています。

体には351のツボがあり、手のひらは、反射区を含むと30ヵ所あります。

お勧めのツボは 「万能のツボ」と言われる「合谷 (ごうこく)」です

人差し指と親指の骨が合わさる谷間にあり、谷間からやや人差し指寄りのある骨のくぼみ

が、合谷です。親指でジワ―ッと押すとジーンとくるヵ所です。

 

「合谷」は全身にある365のツボのうち、最も「脳」に刺激が伝わりやすいツボといわれています。

頭部の症状(頭痛 鼻炎 喉の痛み 耳鳴りなど)

肩や首の不調 大腸の不調(便秘や下痢)

精神的な症状(神経過敏 精神不安 入眠困難など)

などにも効果的です。

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ハンドケアは自分のためだけではなく、たいせつな誰かの為にも気軽に行える癒やしの技でもあります。

身体をすっきりさせると同時に、スキンシップを通して心を通わせ安らぎを届け、「大切に思っていますよ」というメッセージを伝えることもできます。

大切な友人やご家族へのコミュニケーションの一つとしても取り入れてはいかがでしょうか?