ニキビ新治療薬!

こんにちは。院長の山本です。先日東加古川院にて、厚生労働省がこのたび認可し、新しく発売されるニキビの新しい治療薬の説明会、勉強会を製薬メーカーの方、当院東加古川院横路医師、受付スタッフ、ナース、メディカルアシスタント、エステスタッフとともに行いました。

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この外用薬はニキビの毛穴の詰まりを取り除き、赤ニキビの元となる白ニキビを改善させるだけでなく、併せて抗菌作用を持ち備えた塗り薬です。もちろん保険適応です。

 

ところでこの新薬、実は海外では50年くらい前から持ちいれられており、ディフェリンジェルとともにニキビの第一選択役の位置づけで広く使用されております。なので効果発現まで期間、副作用などのデータも多く、信頼できる治療薬なのです。

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私どものクリニックはニキビ、ニキビ跡の患者さんが大変多く何年か前に保険適応になりましたディフェリンゲルも、実は日本発売になる10年ほど前から取り入れて使用しております。またトレチノイン外用薬、漢方、ビタミンC誘導体イオン導入、ケミカルピーリングなど、多方面からのアプローチを行っており、この新薬も、従来治療と併用して患者さまにご提供させていただきたいと考えております。

 

現在治療中の患者さま、また新しく治療を開始される患者さま、それぞれに適応であると判断した場合は処方させていただきます。3月下旬発売と同時に治療開始スタートとなります。と言っても、実は青春のシンボルのニキビちゃん、大人のニキビで跡がいっぱいのニキビさんには正しいスキンケアを行った上で、これらの治療を補助的に用いることによってスピーディに改善していくものなのです。

 

重症のニキビや、だらだらと続くニキビが存在すると、跡形が残ってしまいます。

できるだけ跡が残らないように最善を尽くします。跡ができてしまってからのご来院でも、その跡形に対する治療は完璧に取りし揃えております。

 

昔、私が重症ニキビで悩んでいた時代は20歳を過ぎるとニキビはたいてい自然に治るものでした。近年はある事情により、30代後半40代でも大人のニキビに悩んでいる患者さまが大変多いのが特徴です。正しいスキンケアが意外にできている人が少ないのです。

 

(従来はニキビで悩む年代のピークが18歳、現在は22,3歳がピークというデータもあります。)

例えば10人の患者さまにご自宅でのスキンケアの仕方をお尋ねしてみると正しいスキンケアできている方、なんと0人です。10人のうち2人くらいは、まあまあできていて

惜しい~ってところです。

それらスキンケアの方法なども併せてご指導させていただきますのでお気軽にご来院くださいね。

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