果物の効能

朝晩の冷え込みが強くなり、冬の訪れを感じますね。

今回は東加古川院の看護師が担当させていただきます。

 

秋も深まり、果物がおいしい季節ですね。

みなさまは、果物はお好きでしょうか…

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毎年この時期になると、みかんやりんごを頂くことが多く、我が家にもいつも何か果物が置いてあります。

 

みなさまもご存知の通り、果物を食べると健康や美容によい効果が期待できます。

何より季節の果物はおいしく、見た目にも鮮やかですので、適量を積極的に摂取したいですね。

 

果物を最も効果的に食べるには朝が一番よいそうです。

睡眠中に消費したエネルギーを補う目的で、果物から素早く・適度にブドウ糖を摂取し、一日の始まりの活力を得ることが大切です。脳にブドウ糖が補給され、集中力を高めてくれます。

さらに果物には食物酵素や水分・ビタミン・ミネラルもたっぷり含まれています。

食物繊維もバランスよく含まれているので、大腸環境を整え、スムーズに毒素を排泄することにつながり、健康・美肌効果が期待できます。午前中は排泄の時間帯といわれているので、体内の老廃物を排泄するパワーのある果物をぜひ朝に頂きたいですね。

 

また、果物や野菜などには、皮の部分に大切な栄養素が詰まっている場合が多いので、りんごは皮をむかずに食べ、みかんは薄皮や白いスジをとらずに食べることで、食物繊維や酵素をたっぷり摂ることができます。

 

実は、朝に食べるとNGな果物があります。

光や紫外線への感受性を高め、シミの原因となる「ソラレン」という物質が多く入っている果物は、朝よりも日が落ちてからの夜に食べるのがおすすめです。

「ソラレン」を多く含む果物はレモン・オレンジ・グレープフルーツ・イチジクなどがあります。

 

旬の食材や果物を積極的に摂取することで、免疫力を高める効果もありますので、体調を崩しやすいこの時期に朝果物を試してみてはいかがでしょうか…