玄米の効能
皆様こんにちは。
今回は東加古川院の看護師が担当します。
皆様、お米は好きですか?私は炭水化物が大好きでお米や麵類をよく食べます。ただ食べ過ぎによりぽっこりお腹や体重が増加してしまうのが悩みの種です。
そこで健康にいいと言われる玄米を取り入れてみることにしました。ただ玄米って具体的になにがいいの?と思い、ネットで調べてみるとたくさんいいことがあることが分かりましたので、玄米のメリットなどをご紹介したいと思います。
★栄養価が高い、便秘解消につながる、美肌効果★
玄米は白米に比べ、ビタミンB群やビタミンE、ミネラル、食物繊維などを多く含んでいることからお肌や健康に良いとされています。
そして玄米に含まれる食物繊維は、不溶性食物繊維ですので、胃や腸の中で水分を吸収して蠕動運動を促し、便秘の解消に役立ちます。便秘が解消されればポッコリお腹改善、栄養素の吸収が良くなるので代謝アップ、ダイエットに繋がります。また、不溶性食物繊維はよく噛む必要があるので、食べ過ぎ防止にも良いとされています。
また便秘解消によりお肌の調子も整いやすくなります。
★低GI食品★
低GI食品である玄米は血糖値上昇抑制作用があり、インスリンの過剰分泌を防ぐことで、脂肪が蓄積されるのを抑えることができます。また、筋トレをしている人は、たんぱく質中心の食事になりやすく、ビタミン・ミネラル・食物繊維が不足しがちですので、玄米を取り入れることで効率よく栄養を取ることが出来ます。
★アトピー・花粉症の改善★
アレルギー症状は、アレルギー物質である花粉などが体内に入ってきた時に、免疫グロブリンというタンパク質であるIgE抗体が過剰に作られることで起こります。便秘が解消され、腸内環境を整えることで、免疫機能を正常に保ち、IgEの生産を抑えられると考えられるそうです。
その他にもコレステロール値の低下、高血圧の改善、不妊症の改善など様々なメリットがあることが分かりました。
効果は即効性ではありませんので、1日160gの玄米(お茶碗1杯分くらい)を90日間食べたことで健康に良い影響を与えたというデータがあるので、一定期間食べ続ける必要があるようです。
上記のように様々な効能が期待出来る玄米は素敵ですね。しかし残念ながら下記のような症状、疾患のある方は玄米を摂取することをお勧めしない場合があるようです。
* 下痢と便秘を繰り返す痙攣性便秘の人・大腸の炎症性疾患がある人 - 不溶性食物繊維を摂ると腸を刺激して、症状が悪化することがあります。
* 貧血の人 - 玄米に含まれるフィチン酸は鉄の吸収を阻害するため、摂りすぎには注意が必要です。
* 腎臓病の人 - リンとカリウムを多く含む玄米は、症状を悪化させる可能性があります。
摂取して沢山のメリットがある玄米。私は頑張って3ヵ月間は続け、効果が実感出来ればいいなと思いました。皆様もよろしければ試してみてくださいね。