ごまライフのお勧め
皆様、こんにちは。
本日は東加古川院メディカルアシスタントが担当致します。
よく行く串カツ屋さんでコースの最後にごまがかかったご飯がでてくるのですが、そのゴマが
すごく美味しくて購入先を教えていただきお取り寄せして毎日食べています。
ごまそのものが体にいい食品であることは分かっていますが、食べるとどんな効果をもたらしてくれるかを
調べてみました。
ごまとはごま科ごま属ごまの種です。その歴史は古く古代エジプトの医学文献に効果、効能が記されていたり
クレオパトラ、楊貴妃が美容と健康のために愛用していたそうです。
ごまの成分のうち、約半分が脂質で、約20%が良質のたんぱく質、約20%弱が炭水化物で、それ以外にも
カルシウム、マグネシウム、鉄など体に必要なミネラルも多く含まれている食品だそうです。
注目したいのが、ごまだけに含まれるゴマリグナンという抗酸化物質で、その代表格がセサミンです。抗酸化物質とは生活習慣病など多くの病気となる活性酸素の発生をおさえてくれる物質。多くの抗酸化物質は水溶性のため、肝臓まで届きませんが、ゴマリグナンは、ごまが含有する抗酸化物質に守られ酸化せずに肝臓まで届いて、肝機能を高め、コレステロール値を下げて善玉コレステロールを増やす作用があります。
この他にも、ごまには血管を広げる効能があり、血液の流れがよくなります。
セサミンなどの働きによって血栓の原因となるコレステロールが減り、血液がサラサラになります。
その結果高血圧、肩こり、冷え性、動脈硬化にも効果が期待できます。
ごまに含まれるマグネシウムは、ハッピーホルモンと呼ばれるセロトニンとの関わりが深く、天然の精神安定剤と言われています。それに加えて、セロトニンの原料となるトリプトファンも含まれているため精神を安定させる働きがあります。
不溶性の食物繊維が便秘を解消したり、体の毒素を排出してくれるので美肌効果も期待できます。
実はごまは消化が悪く、生のまま食べてもうまく栄養を吸収できないそうです。
また殻のまま食べてもそのまま排出されてしまうことが多いのです。せっかく美容と健康にてきめんなごまでも、栄養が吸収されなくては意味がありませんので、すったごまを食べるようにしましょう。
こんなにいいことばっかりならたくさん食べたいところですが、実はごまはとてもカロリーが高いのです。
それに加えて油分も高め…摂りすぎは肥満や下痢などの原因になってしまいます。
美容と健康のためには1日大さじ1杯を目安に毎日食べる事をお勧めします。
女性ホルモンのバランスを整える効果、活性化する効果が高いごま。まさに女性のために必要な美女食材です。
ごはんにかけたり、炒め物にいれたり、どんな食材にもよく合うので一緒にごまライフを始めましょう!!