スプラウトの効用

梅雨の晴れ間ですが、日差しに初夏のおとずれを感じるようになってきましたね。皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

今回は東加古川院のメディカルアシスタントが担当します。

毎日野菜をたくさん取りたいと思っても、なかなか思うようにとれませんよね。

私も青汁を毎日飲んだりしているのですが・・・。

そこで最近スプラウトを食事に取り入れるようにしてみました。

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スプラウトとは、発芽直後の植物の新芽で、発芽野菜のこと。

ブロッコリーの新芽だけではなく、レッドキャベツやマスタードなどのスプラウトも売られていますし、以前からあるものではかいわれ大根やアルファルファ、もやしや豆苗などもスプラウトです。

可愛らしい見た目ですが、種子や成熟した野菜よりはるかに多くのビタミンやミネラルを含み、美容や体にいい成分がたくさん詰まっていることで注目され、「天然のサプリメント」と言われています。

 

スプラウトの人気は、がん予防にもあります。

アブラナ科の植物(キャベツ、ブロッコリー、大根、白菜、小松菜、わさびなど)には発がん性物質の活性化を抑制する可能性があるという研究がなされ、その中でも特にブロッコリーにはがん予防効果の高いスルフォラファンが大量に含まれ、発がん抑制効果が確認されました。特に発芽3日目の新芽には、成長したブロッコリーの20~50倍ものスルフォラファンが含まれているそうです。

 

またスルフォラファンには胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因の一つであるピロリ菌を殺すことで潰瘍をできにくくする作用があることもわかってきています。

 

スプラウトはお値段も安く、調理が簡単で、生で食べられるので、毎日の食事に取り入れやすいですね。

スルフォラファンは熱にも強いそうなので、いためたりしてもOKです。

私のおすすめはアボカドとパストラミビーフとブロッコリースプラウトのサンドイッチです。(Oggi5月号にのっていたのですが、簡単でとても美味しかったです!)

それから余談ですが、豆苗は一度刈り取っても、容器にいれて毎日水を取り替えておくとまた成長してくるので、もう一度食べることもできます。育った姿もかわいいですよ。

 

美容と健康によいスプラウト、皆さまもためしてみられてはいかがでしょうか?

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