ゴルフ始めました!

こんにちは。今回は神戸院看護師が担当いたします。

朝晩少し涼しさを感じるようになりましたが、皆様、夏バテや体調不良は大丈夫でしょうか?

わたしは、以前は旅行に行ったり美味しいものを食べたりすることが楽しみでしたがコロナ禍でなかなか難しくなり、何か新しい趣味を、と思い1年程前からゴルフのレッスンに通っています。

ショートコースは何度か回ったことがあったのですが、先日初めて18ホールの本コースを回りました。しっかり水分をとり熱中症にならないよう気を付けていても軽く頭痛が起こるぐらいの暑さでしたがとても楽しかったです。

ゴルフと聞くと難しいスポーツだと思う方もいるかもしれませんが、実は年齢、性別に関係なく誰もが対等にプレーでき、誰もが楽しめるスポーツなのです。そんなゴルフはよく紳士のスポーツと言われます。他のスポーツとは違い、相手と点を取り合うのではなく自分の成績(スコア)を上げることを目標とする個人競技で、スコアは自己申告制です。審判がいないからこそ自分に正直に向き合う、マナーを守り自分と戦うという面白みが多くの人を魅了しています。もちろんプレーをするときにはみんなで楽しく、時には協力しながらコースを回ります。

競技ルールとしては約4.3㎝の小さなボールをクラブで打ってカップへ入れるというシンプルなものです。ゴルフ場に用意された全18ホールを順に回り、できるだけ少ない打数でクリアすれば好成績というルールです。しかし緻密に設計されたコース、毎日変わるカップの位置、刻々と変化する自然環境、一緒に回る顔ぶれ、そのときの精神状態…すべてが絡み合いプレーが進んでいきます。

ゴルフは、近代スポーツの中でも古い歴史を誇ります。起源に関してはスコットランドを筆頭にオランダ、中国など世界各地に発祥説があり、定説がないそうです。一番有力なスコットランドが起源だとする説では、スコットランドの羊飼いたちが暇つぶしに羊を追う棒で石ころを打って、野うさぎやモグラの巣穴に入れて遊んでいたとされています。

現在の形となったのは14世紀、1457年にスコットランド王国が熱中するあまり弓道の鍛錬を疎かにしたことで禁止令が出たことが記録に残っているそうです。

当時のゴルフは現在のような整備されたコースではなく、上記にもあるようにモグラが掘った穴を利用してプレーしたと言われています。18世紀頃にイングランドでブームが起きて数多くコースが建設され、アメリカでも流行し始め、世界中にイギリス人がコースを建設したことで知名度を広げていきました。

日本の最初のコースは、1901年に神戸市六甲山の「神戸ゴルフ倶楽部」です。しかしこれは、外国人向けに作られたもので、日本人のためのコースは1913年に東京の駒沢に作られた「東京ゴルフ倶楽部」が最初と言われています。

現在ゴルフは、世界120カ国以上でプレーされ、コースは35,000以上作られています。中でもアメリカ合衆国が約半数を占め、アジアの中では日本が圧倒的に多いです。(日本は世界第二位の約2,300)

近年では新しい世代の女性ゴルファーが活躍し、10代20代の若い世代からも非常に人気のあるスポーツになっています。

広大な自然の中で身体を動かして、コミュニケーションも取れるので心身共に健康になるとても良いスポーツです。ルールやマナーが少し厳しい一面もありますが、ぜひ一度コースに足を運んでみてください(^^)

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