梅雨に入る前に~お灸で調整

皆様、こんにちは。

今回は神戸院のメディカルアドバイザーが担当致します。

今年は梅雨入りが例年より早くなるようですね。

そもそも梅雨とはどんなものなのかを調べてみました。

梅雨というのは全世界で見られるものではなく、東アジア(中国の南部〜長江流域の沿海部、台湾、北海道と小笠原諸島以外の日本など)でみられる、曇りや雨が多発する特有の気象現象で、期間としては主5月〜7月に発生するそうです。

ちなみに、どうして「梅雨」と呼ばれるようになったのかというと、その語源に関する説は、梅の実が熟す時期だからという説や湿度が高い為カビが生えやすい時期である事から黴雨、そして梅雨と呼ばれるようになったなどと多岐にわたるようです。

梅雨の嫌なジメジメなどの不快感は東洋医学では『湿邪』と呼ばれ、体に湿(湿気や水分)を溜め込む性質があるものです。人は『湿邪』の影響を大きく受けると、むくみや倦怠感、だるさや頭痛、吐き気などの不調を引き起こすといわれています。胃の不調などが現れる場合もあります。

私はもともと足がむくみやすく、いわゆる【湿】の性質に弱いようです。

そんな時は足にお灸をします!火を使うタイプは煙や匂いが気になる為、火を使わないお灸をよく使います。肌に当たる面にお灸に使う『モグサ』のシートがついており、その上がカイロのように空気に触れると熱くなる仕組みです。シールタイプなので体に貼ったまま、少しだけなら家の中を移動することも可能です。おすすめのツボは『豊隆』というツボです。【湿(湿気・水分)】を流してくれる効果があるのでむくみなどに効果的です。※ツボの場所は脛(すね)の少し外側で、膝と足首のちょうど中間あたりの高さに位置します。

お灸に限らず、足湯などで体を温める方法もおすすめなので、梅雨時期の体がだるい時は試してみてくださいね!

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