こんにちは
2025年スタート!! 長いお休みで正月太りしてませんか?
そんな方にお勧め!私が好きな食材を使った料理を御紹介致します。
ボリューム満点、車麩カツ!
お麩でなんちゃって豚カツ。「車麩カツ」のレシピと作り方をご紹介します。外はサクサク、中はジューシーな食感がたまりません。大満足できるひと品です。がっつり食べたい時のおかずにぴったりですよ。
*お麩ってどんな食べ物?
お麩は、鍋やみそ汁の定番具材のひとつです。しかし何から作られていて、どんな栄養が含まれているのか、知っている人は少ないのではないでしょうか。
もともとお麩は、仏教と一緒に中国から日本に持ち込まれた食材です。
仏教の教えで肉食が禁じられていた僧が、精進料理で使う貴重なタンパク源として用いていました。
お麩の主成分は小麦粉に含まれるタンパク質の「グルテン」。
水と小麦粉を合わせて練り、繰り返し水洗いをしてグルテンだけを取り出した後、再度小麦粉やもち粉を加えて生地をつくります。
この生地を焼き上げたものが水で戻して使う「焼き麩」、そして蒸すか茹でるかした柔らかい食感のものが「生麩」となるのです。
*ダイエット効果
お麩は肉などの動物性タンパク質に比べ、低脂質・低カロリーな植物性タンパク質です。
また腹持ちも良いため、脂質とカロリーの摂取を抑えつつミネラル類・タンパク質をしっかり摂りたいダイエット中の栄養補給に適しています。
*生活習慣病の予防・改善
グルテンペプチドには血圧を下げ、胃液の分泌を抑えて、インスリンの分泌を促進して食後の血糖値の上昇をゆるやかにするなどの作用があります。
このため、お麩は高血圧や糖尿病、高脂血症など生活習慣病の予防に役立つと言えます。
*健康維持と美肌効果
グルタミン酸には知能を高め、肝臓の機能を向上させる作用があるとされます。
また、髪や肌を作るもととなるタンパク質であるお麩には、肌のハリの維持を助けるプロリンも豊富に含まれています。
お麩を積極的に食べれば、動物性のタンパク質よりも少ない脂質・カロリーの摂取量で、健康と美容効果の両方を狙うことができるでしょう。
さて作り方をご紹介します!
材料(2〜3人分)
車麩4枚 水300cc だしの素小さじ1/2杯 しょうゆ小さじ1杯 サラダ油適量
1バットに水、だしの素、しょうゆを入れて混ぜます。車麩を並べ入れ、戻します。
2軽く絞ります。
3小麦粉、卵、パン粉の順に衣をつけます。
4 170℃に熱したサラダ油に入れてこんがりきつね色になるまで揚げたら完成です。
*コツ・ポイント
・車麩は絞りすぎないように気をつけてください。
・衣をつけてから5〜10分ほど馴染ませると、揚げた時に衣が剥がれにくくなりますよ。
*そして!手抜きの作り方を伝授!
私は 肉じゃがや角煮の煮汁を使用します。
作り方は先ほどの作り方1の出汁、醤油の代わりに煮汁でOK! お麩とは思えない肉にくしたカツになります。1度お試し下さい!
*お麩は健康と美容の両方に役立つ、植物性タンパク質!
お麩は、体をつくるのに必要なタンパク質・ミネラル類を一緒に補充できる健康的な食品です。しかも低脂質・低カロリーであるため、ダイエットや病気治療のために食事制限をしている人でも食べやすいという特徴があります。日本全国の食文化に深くねざし、さまざまな形・大きさの焼き麩と生麩があるので、各種類の特徴を活かしながら毎日の食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?