小豆について

こんにちは。今回は東加古川院メディカルアシスタントが担当させていただきます。

私は洋菓子よりも和菓子が好きでよくあんこを食べるのですが、最近は小豆茶にもはまっています。

皆さんは小豆茶って聞いたことありますか?あずきで作ったお茶のことですが、とっても体に嬉しいお茶なんです。

小豆の主な成分は糖質、たんぱく質であり、ビタミンB1、B2、K、ナイアシン、葉酸、ビオチン、食物繊維、カリウム、マグネシウム、鉄分、亜鉛、モリブデンなどビタミン、ミネラルも豊富です。

 

「ビタミンB1の疲労回復効果」

炭水化物、糖質の代謝を促してエネルギーに変換していく重要な栄養素で筋肉内に溜まった疲労物質を取り除き、また予防する効果もあるので疲労回復など期待できます。強い解毒の作用からアルコールの分解をサポートするので、二日酔の予防効果などもあります。

・「モリブデン」

主に鉄分の働きを促し、体に有害な物質を分解する酵素の成分、後「血のミネラル」の別称を持ち、血液の生成に関わる重要な栄養素です。

・「サポニン」

植物の根っこ、茎などに含まれていて脂質の代謝を促してくれるため肥満の予防効果が期待できます。

他にもコレステロール値の減少効果、血流改善効果、免疫力、肝機能アップの効果なども期待できます。

・「カリウムによるむくみ解消効果」

バナナ、アボカドなどに含まれるカリウムの栄養素ですが、小豆にも豊富に含まれていて体内の余分なナトリウム成分を体外に排出することで高血圧の予防効果があります。ナトリウム、カリウムのバランスが取れなくなると細胞内のナトリウム濃度を下げるために水分を取り入れますが、これが結果的にむくみの症状を引き起こします。利尿作用により余分な水分、ナトリウムを体外に排出してくれるので、むくみの解消につながります。

・「ポリフェノールたっぷり」

ワインなどで代表されるポリフェノールですが、小豆にも豊富に含まれており、赤ワインよりもその含有量は多いといわれます。小豆に含まれるポリフェノールはカテキン、ルチン、プロアントシアニン、アントシアニンなどで、これ以外にも多く含まれています。特に強い抗酸化作用を持つカテキンは小豆のポリフェノールの中でも中心的な存在です。

アントシアニンは血行促進作用、冷え性の改善、眼精疲労などにも効果が期待できます。

後は食物繊維も豊富なので、腸内の環境の改善につながりデトックス効果があります。

 

【作り方】

(1)小豆を軽く水洗いする

(2)フライパンで乾煎りする 10分程度経つと香ばしい香りがします

(3)お湯で煮出す 煮出す時間、お湯の量はお好みで(*^_^*)

 

小豆茶はノンカフェインで体に優しいお茶です。

皆さまも一度活用してくださいね。(ペットボトル、ティパックなどでも販売しています)

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