文香
皆様、こんにちは。今回は神戸院受付が担当致します。
今年は梅雨入りが早かったために、雨の季節が長く感じますね。
気分もやや沈みがちになりそうでしたが、先日ちょっぴり気分を良くするものに出会いました。
先日、知人からの手紙が届き、開封するとほのかな良い香りが漂ってきました。
それは、封筒の中に【文香】が入っていました。
【文香】(ふみこう)とは、手紙と一緒に香りを送るための小さな匂い袋。
和紙そのものにお香を焚きしめていた平安時代の習慣を、形を変えて今によみがえらせたもので、お香を和紙で包んだタイプ、ちりめんや麻布の小袋タイプ、お香を忍ばせたシールタイプなどがあるそうです。
私が貰った手紙に入っていたのは、お香を和紙で包んだタイプのもので鮎の絵柄の和紙に包まれた3cm四方の小さな文香。何とも可愛らしく風情を感じるものでした。
【文香の活用法】
先ずは手紙に忍ばせて…封筒を開けるとほのかに香ります。
次はプレゼントに添えて…ラッピングに加えて、香りも贈れば喜ばれるかも♪
あとは手帳や本のしおりにしたり(しおりタイプの文香もあるそうです)
バッグや財布の中に入れて…開くたびに、ほのかな香りが楽しめます。
現在数種類の文香を取り寄せ中!!
久しぶりで友人に文香を忍ばせた手紙を送ろうかと思っています。