かき氷の季節ですね

こんにちは。本日は東加古川院受付が担当します。

夏本番といったお天気が続いたり、突然の大雨が降ったりとお天気も忙しそうです。

過ぎてしまいましたが、7月25日が「かき氷の日」というのをご存じでしょうか?

なぜ7月25日なのかというと、七(な)2(ツー)5(ご)で、かき氷のかつての名「なつごおり」(夏氷)という語呂合わせから来ています。

かき氷の日については、日本かき氷協会によって制定された記念日となっています。

ここ数年でかき氷の人気は一気に高まりましたね。

SNSにも映えるかき氷の投稿が目立ちます。

かき氷の歴史は古く、少なくとも平安時代には食べられていたことがわかっているそうです。

枕草子の一節に

「あてなるもの。(中略)削り氷にあまづら入れて、新しき鋺に入れたる。」というものがありますが、これは

「上品なもの。削った氷にあまづら(甘味料)かけて、新しい金属製のお椀にいれたもの」と訳されており、清少納言がその時代にかき氷を楽しんでいたということになります。

しかしかき氷について調べていると、びっくりしたことを発見してしまいました。

子供の頃からたくさんたべてきたかき氷、実は全部同じ味だったそうです。(※みぞれ以外)

かき氷シロップの主な原料は、甘い液体である「加糖ブドウ糖液糖」。これに「イチゴ味」なら、赤い着色料とイチゴ風味の香料を加えます。「メロン味」なら、緑の着色料とメロン風の香りを加えます。つまり、シロップに使われるベースの味は同じで、違いは色と香りだけ。なのにどうして違う味のように感じるのでしょうか?

同じ味のシロップを違う味のように感じるのは、脳の錯覚だとも言われています。シロップを見るとはまず、視覚的に赤はイチゴ、緑はメロンと思い込みます。そこにそれっぽい香りが加わることで「赤はイチゴの味がする、緑はメロンの味がする」と判断してしまうようです。人は舌だけではなく、見た目や香りなどの情報を組み合わせて、味を判断しているんですね。ちなみに「ブルーハワイ」にはラムネやサイダーのような色と香りがついていることが多いそうです。

もちろんお店によってはオリジナルのシロップを果実から作っているところもあると思うのですべてのかき氷が同じといった訳ではありませんが・・・。

小さい頃、夏になるとお祭りの屋台などであんなに味に迷っていたことがおかしく思えてきました^^

今年の夏もたくさんかき氷を楽しみたいと思います。

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