緑茶でゆっくり
みなさま、こんにちは。今回は東加古川院看護師が担当します。
少し前まで朝夕冷え込んでいたのが、急に暖かいを通り越して昼間は暑いぐらいの季節になりました。
これからは緑鮮やかな新緑の季節ですね。
今日は緑茶についてお話していきたいと思います。
日本のお茶の主要な生産地は、静岡 宮﨑 鹿児島 京都 三重県などがあります。
ところで、緑茶を飲むとしたらどの季節が多いですか?
最近はペットボトルの緑茶などが多く、わざわざお茶の葉を急須で入れて飲む人は少なくなりましたよね。
私も急須で暖かいお茶を入れるのは、ほぼ冬なのですが 5月から新茶がたくさん出てくるのでこの時期は色々な生産地の新茶を飲むのが毎年楽しみになってきました。
新茶は栄養が豊富なので、まずは急須で入れたお茶を飲み そのあとのお茶葉は捨てずに お好み焼きに混ぜて食べたり 天ぷら粉に混ぜて食べたり 余すことなく食べることができます。
「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」という歌があり、静岡茶・宇治茶・狭山茶の3銘柄は日本三銘茶として有名です。
それぞれの銘柄について、特徴を解説していきます。
2-1.日本三銘茶①静岡茶
静岡茶は生産量も日本一であり、名実ともに日本を代表するお茶です。
静岡茶は静岡県全体のお茶を包括するブランド名であり、実際にはより産地を限定した地域ブランドが存在します。
2-2.日本三銘茶②宇治茶
宇治茶の産地である宇治田原は、緑茶発祥の地と言われています。宇治の地から、日本の緑茶の歴史はスタートしたのです。
宇治茶は最初こそ渋みを感じるのですが、甘さやコクが後から追いかけてきます。最初は苦いのに、後味は甘いのが宇治茶の特徴です。
2-3.日本三銘茶③狭山茶
狭山茶は埼玉県西部、東京都西多摩地域を中心に生産される銘柄です。
厚みのある茶葉と「狭山火入れ」という独特の焙煎方法が特徴で、濃厚な甘みを持っています。たくさん茶葉を使わなくても、しっかりと味が出るのも特徴です。
ただ狭山茶は生産量が少なく、地産地消で終わってしまい、全国的に多く流通はしていません。
私は中でも静岡産の煎茶が大好きで、一年中毎日飲んでいます。
全ての緑茶に共通して含有されているカテキンやタンニン、カフェインといった栄養成分には生活習慣病や老化を予防する効能や抗ガン及び抗菌作用などといった効果があります。
他にもテアニンという緑茶の旨味成分にはリラクゼーション効果が期待出来ますので、ホッと一息つく際は緑茶を飲用するといいですね。
ペットボトルのお茶もお手軽で美味しいものがたくさんありますが、新茶を急須で入れて飲む・・たまには、ゆったりするのはいかがでしょうか。