冷え性への取り組み
皆様、こんにちは。
本日は東加古川院メディカルアシスタントが担当致します。
今年は寒冬になります…というニュースを見るだけで気分が憂鬱になるほど私は冬が大嫌いです。
体が縮こまることで肩こりも酷くなり、寒いために出かけるのも面倒になり行動範囲が夏に比べると極端に減ってしまいます。
「冷えは万病の元」と言われ冷え性が体によくないというのは誰もが知っているのではないでしょうか。
体が冷え血のめぐりが悪くなると、美容面にも沢山の悪影響があります。
冷え性は男性よりも女性に多く見られ、成人女性の半数以上が悩まされていると言われます。手足の末端の血行が悪くなることで体温が下がり冷たく感じる状態になります。
冷え性を加速させる要因として
①運動不足:体の熱は約6割が筋肉によって生産されているため、普段から運動不足になりがちで筋肉量が少ない人は冷え性になりやすい傾向があります。
②毎月の生理:女性は毎月の生理で大量の血液が失われるため、新たに血液を作るために大量の成分が使用され
鉄分不足に陥りがちです。鉄分不足なると、体に必要な酵素を運ぶヘモグロビンが減少、貧血状態となり血行が悪くなります。
③ストレス:ストレスがたまると、体は緊張状態となり血管が収縮し代謝が低下します。
④喫煙:タバコを吸うと、体に負担がかかり内臓機能が低下します。また体を錆びつかせ老化させる活性酸素が
大量に発生するため、代謝が落ち血行も低下します。
冷え性チェックリスト
*肩こりがひどい
*顔色が悪く目の下にクマができやすい
*手足が冷たい
*体温が低く平熱が35度台以下
*夜寝るときに靴下をはかないと寝付けない
*周りより寒がり
*むくみがち
*ストレスが溜まっている
*運動不足
冷え性の人は太りやすいそうです…。
体温が一度違うだけで代謝がなんと12%も低下すると言われています。
逆に体温が一度上がると体の免疫力も5~6倍上がると言われています。
免疫力をひと言で言うと、治癒力です。体内に風邪の菌などの病原菌が入ってきたとき、細胞が病原菌をやっつ
けようとしてくれる力です。インフルエンザに毎年かかる人とかからない人がいるのは免疫力に差があるからで
す。免疫力を上げる方法の1つが体温を上げることです。
私は寒がりで冷え性ではありますが、体温は高めです。そのせいかインフルエンザの予防接種はしていなくても
今までインフルエンザにかかったこともなければ、ここ何十年も風邪すらひいていないです。免疫力が高いこと
が分かります。
体温を上げる方法として何度もブログに登場していますが、メディカルエステのインディバ(高周波で生じるジ
ュール熱の発生により、体内組織の温度を3℃~7℃上昇させることが可能です)やストレッチ、半身浴があり
ます。ストレッチであれば、1日数回リフレッシュも兼ねて首・肩・腰・足などを動かすことで十分です。
冷たい飲み物、食べ物を避ける、質の良い睡眠をとる、生姜、根菜などを食事に取り入れるなど体温を上げる方
法は沢山あります。
うまく生活に取り入れて免疫力アップに繋げてみてはいかかでしょうか。