寒い時期におでんのおすすめ

皆様 こんにちは 今回は神戸院の看護師が担当させていただきます。

急に気温も下がり落葉が秋の深まりを感じさせる季節ではございますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

いよいよ寒さが厳しくなる時期でございますね。

こんな時にこそ食べたくなる ‘’おでん‘’ について書かせていただきます。

おでんの具材には沢山の美容効果がございます。その中でも今回は4つの具材を紹介させていただきます。

〇卵

卵は良質なタンパク質食品で、美容に理想的な食材です。

おでんの具材の中で、美肌効果のある食材の最優秀賞を決めるならば、それは「完全栄養食品」で「高タンパク食品」である卵です。

お肌の健康に良いとされている代表的な栄養素には、良質なたんぱく質・ヘム鉄・亜鉛・ビタミンA・ビタミンB群などがあげられます。

この5つの栄養素をすべて含んでいるのが、食材の中でも卵だけと言われています。

ビタミンB群はそのターンオーバーを規則正しく行われるよう助けるなど新陳代謝に作用し、ビタミンAは粘膜の潤いを守る役割をします。

また、タンパク質は体で熱を作ってくれるので冷えやすいこれからに最適の食材です。

タンパク質は代謝を活発に行う筋肉をつくるために大事な栄養素ですし、皮膚や髪の毛などの元にもなる必須な栄養素です。

卵は美肌やきれいな髪を作るためにぜひ食べてほしい食材です。

〇牛すじ

牛すじには肌の潤いやハリに効果のあるコラーゲンが入っています。

食品に含まれるコラーゲンは消化されるとアミノ酸に分解され、肌のコラーゲン構造の組織を保つことに役立ったり、線維芽細胞の働きを助けたりすることがわかっています。

〇こんにゃく

こんにゃくの原料となるこんにゃく芋にはセラミドが豊富に含まれているので、お肌の乾燥が気になる人にもおすすめです。肌の保湿力が高まり、バリア機能を強化することが分かっています。

外用でセラミドを塗るだけの場合とは違い、体内からセラミドが新たに合成され増加することで、内側から表皮が潤い、お肌のバリア機能が格段にアップします!

〇昆布

昆布にはマグネシウムやカリウムなどのミネラルも豊富に含まれており、むくみに効果的です。

また、昆布の約3分の1は食物繊維で、豊富に含まれる水溶性食物繊維は、お通じを改善し、肌荒れにも効果があるといわれています。

また、昆布には甲状腺ホルモンの原料となる「ヨウ素(ヨード)」が豊富に含まれており、適度な摂取によってお肌の新陳代謝を活発にしてくれます。

さらに、昆布に含まれるビタミンB2には肌を美しく保つ働き、ビタミンB1には疲労回復を促す働きがあります。

日頃不足しがちなミネラルやビタミンを補える昆布は、美容に理想的な具材です。

〇大根

大根おろしは昔から「医者いらず」ともいわれています。

大根は、ほとんど水分でできていて栄養素はあまり含まれていないのですが、実は栄養価が高いのです。

その秘密は、「栄養素」ではなく「酵素」の働きです。

大根には「脂肪分解酵素(リパーゼ)」「でんぷん分解酵素(ジアスターゼまたはアミラーゼ)」「たんぱく質分解酵素(プロテアーゼ)」「発がん性物質分解酵素(オキシターゼ)」等の酵素が含まれており、この働きが高く評価されているのです。

また、大根には豊富なビタミンCが含まれており、美肌効果が期待できます。

皆様も是非、美味しく、美容にもとっても良いおでんで、お身体を温めてください。

おでん