皆様、こんにちは。
今回は東加古川院メディカルアシスタントが担当します。
皆様は、果物はよく食べられますか?
私は果物が好きでよく食べるのですが、その中でも手軽に食べられるバナナが大好きです
バナナは非常に栄養価が高く、腹持ちがよくて栄養補給に効果的な食べ物です。
食物繊維にビタミン、ミネラルなどを多く含み、美容や健康増進を目指す方にお勧めです。
そんなバナナですが、実はバナナの色によって栄養や効果が違うことはご存じでしょうか?
■青バナナ■
黄色くなる前の固くて青いバナナ。実はこの青いバナナには、“レジスタントスターチ”と呼ばれる
でん粉質が多く含まれています。これは食物繊維と似た作用があり、便秘解消にお勧めです。
またレジスタントスターチには便秘解消以外にも、血糖値の上昇を穏やかにしてくれる作用があります。
青バナナは噛み応えあり、1本でも満腹感を得ることができるので、ダイエット中の食事や間食にも向いています。
■黄バナナ■
スーパーなどで多く売られている黄色バナナは、抗酸化物質を豊富に含むため、アンチエイジング効果が
期待できます。また、美容ビタミンと呼ばれるビタミンB2やナイアシン、ビタミンB6を多く含んでおり
髪の毛の元となるタンパク質の生成や、肌荒れ防止、かさつき対策にも役立ちます。
むくみ解消に効果的なカリウムも豊富に含まれています。余分な水分を体外に排出する働きがあるため、塩分を
摂りすぎた日にはバナナを食べる習慣をつけるとよさそうですね。
■黒バナナ■
黒バナナは真っ黒!というわけではなく、黒や茶色の斑点がでた状態を指します。この黒い斑点は
「シュガースポット」といい、バナナが成熟してきた証です、黒バナナは胃腸の粘膜を保護する“リン脂質”が
含まれており、胃腸の荒れや胃潰瘍を防いでくれます。食生活が偏りがちなときなど、胃腸の調子を整えて
くれる黒バナナを積極的に取り入れたいですね。
バナナが、色によって効果が違うなんて驚きですよね。
バナナは気温が高い、熱滞・亜熱帯地方が原産の果実なので、低温にはとても弱いです。冷蔵庫などに入れておくと、皮が黒くなるので熟してきたと思ってしまいますが、低温障害なので勘違いしないようにしましょう。
風通しのよい場所で、常温保存で、バナナスタンドを使って吊すか、山型に伏せておいて置くようにするといいみたいです。
時間を置くだけでこんなに効果に変化があるなら、皆様もご自分の体調や取り入れたい効能によって、バナナの
色を選ばれてはいかがでしょうか。
私は無難に黄バナナが好きです(;^^)ヘ..