こんにちは
今回は東加古川院メディカルアシスタントが担当させていただきます。
本日はボトックスビスタ®注射についてお伝えしたいと思います。
皆さまもボトックスという名前、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。美容クリニックで扱われており、眉間や目尻のシワなどに効果的なため、気軽な美容法として人気のある治療法です。
*では、ボトックスビスタ®とは?
ボトックスビスタ®は、シワ治療法の1つであるボツリヌス治療に用いられる注射薬です。眉間や
目尻など筋肉を動かすとできる「表情ジワ」がある部分に注射することで、原因となっている筋肉を
リラックスさせることで次第に表情ジワが目立たなくなります。
※当院では米国アラガン社純正のボトックスビスタ®を使用しています
*表情ジワとは?
「表情ジワ」とは、笑った時に目尻にできるシワや、眉を動かしたときに現れる額のシワなど、表情筋の
収縮によって生じるシワのことです。人の顔にはたくさんの表情筋があり、「笑顔」や「怒った顔」などの
表情筋を動かすことでつくられます。肌が若く健康なときは、表情をつくったときだけにシワができます
が、加齢とともにコラーゲンやエラスチンが減少し、肌の弾力が失われてくると、表情をもどしてもシワ
癖がついてしまい、そのまま表情ジワとして残るようになります。表情ジワを解消するためには表情筋へ
のアプローチが必要となります。
*ボトックスビスタ®の成分は?
ボトックスビスタ®の成分は、A型ボツリヌス毒素といいます。毒素といっても、天然のたんぱく質から
できた毒素を分解・精製したもので、ボツリヌス菌の菌体やその成分、培養液の成分などは一切含まれま
せん。A型ボツリヌス毒素製剤は、25年以上にわたり医薬品として、様々な疾患の治療に使われています。
またボトックスビスタ®には眉間、額、目尻の表情ジワの改善の他に、顎のシワを改善する効果もあります。
しかしこの顎のシワボトックスの治療は他の部位に比べると認知度が低いため、知らない方も多いです。
顎のシワが気になっているけれど、治すにはどうすれば良いの?という方のために顎のシワとボトックス
での治療法をご紹介します。
*そもそも何故、顎にシワができるのか?
顎のシワは梅干しのシワに似ていることから梅干しジワと呼ばれていますが、これはオトガイ筋と呼ばれる
筋肉の緊張によってできるシワです。この顎の梅干しジワは日本人に多いのですが、意外と気づいていない
方も多いです。でも気づくと気になる存在です(^^;)
なぜ日本人は顎のシワがある人が多いのかというと…顎がでていないからなのです。
横顔をチェックしたときに顎より下唇のすぐ下の方がでている方は顎にシワが出来やすいタイプです。
顎が唇より後ろにある場合は、口を閉じるときにオトガイ筋に無意識に力が入るため、顎にシワができる
というわけです。
(美しいと言われる理想の横顔は、鼻の先端と顎の先端を結んだときに『Eライン』ができることです。)
*顎のシワボトックスとは?
ボトックスの主成分であるボツリヌストキシンには筋肉の神経との連絡を一時的に遮断する作用があるため、
筋肉の動きによってできるシワを伸ばしてくれる効果があります。
ですのでこのボトックスを顎に注射することで顎のオトガイ筋の緊張が和らぎシワが消失するのです。
顎のシワがでる部分2-3ヵ所にボトックスを注射すると、2-3日後から効果が出はじめ、1週間~10日で顎のシワは改善します。
しかも顎ボトックスのすごいところは、ただ単に顎のシワがなくなるだけではありません。
オトガイ筋で下に引っ張られていた唇が上に上がり、口元がすっきりとした感じになります。
顎ボトックスは口元を美しくしてくれます。
ただボトックス注射の効果は一生ではありません(T_T)
だいたい3~5ヵ月程度で効果がきれてしまいますが、繰り返しボトックス注射をすることで、日常のシワをよせる癖が緩和して、効果の持続も徐々に長くなります。
特に表情ジワの治療においては、30歳代前半のまだシワが形成されていない間に注入を開始することで、シワをつくらせない、シワが深くならないよう予防することが可能です。
当院スタッフが治療を受けた結果の写真です。
(治療前)
(治療後2週間経過)
東加古川院では、今回ボトックス注射を多くの方に体験していただくために特別価格を設定しています。もちろん、これまでお受け頂いた方も対象です。
表情ジワはご自分ではなかなか気づきにくいかもしれませんが、鏡を見てみて気になるシワはありませんか?
ボトックス治療とヒアルロン酸治療を組み合わせた、顔全体の印象を改善する治療法もございます。
ご興味のある方はぜひご相談下さい。